2020/12/29 14:37

「これ、ケチャップ?」
味見をした方からよく言われるフレーズ。ケチャップとサルサソースの中間のような、ほかにはない味わいのソースなので。
正直、ケチャップとして売っているのはちょっと違うような。。。
この味ができるまでに3年ほどかかりました
八ヶ岳高原野菜のつぶつぶケチャップが生まれたきっかけは、知り合いの農家さんがやって来て、大きくなりすぎたズッキーニの利用方法を考えてほしいと頼まれたこと。
30~40cmもある大きくなりすぎたズッキーニは、もちろん市場では売れないし、畑に放置されて腐るのみ(誰も食べない!!!不味い!!!)。
『ならば、おいしくしてやるー』と保存食の本などなどで研究していると、<ズッキーニのチャツネ>なるものを発見。チャツネって、インドカレーについてくる福神漬けみたいなものですよね。
とりあえず、そのチャツネを作ってみた。『んー、まずくはないが、食べるシーンが思い浮かばない。。。』ズッキーニを刻んでお酢や砂糖、塩で味付けて煮ただけですからね(汗)。
そこで、なんとなくトマトを足してみた。これってケチャップの味に似てるよね(そりゃそうだ)。その線でいくか。
おいしさを追求するには、まだまだ味に深みがない。お酒大好き、お酒に合うパンチの効いた味が好みなので、いろんなパンチを足してみた。にんにく、生姜、ペッパー、シナモン、とうがらし、などなど。そして、畑からふんだんに運ばれてくる育ちすぎたパプリカやたまねぎ。
すると、どうでしょう。なんだかそのままでもお酒のつまみになりそうな、味わい深いソースが出来てきたじゃないですか。せっかく、いろいろな野菜が入っているのだから、野菜の存在がわかるように、つぶつぶの大きさにもこだわりました。
こんな感じで、つぶつぶケチャップが出来上がっていったのです。

いろんなものが入っているので、ケチャップだけでお料理の味がきまる!
そうなんです。
そもそもたくさんの野菜や調味料、スパイスを使っているので、つぶつぶケチャップだけでおいしいパスタやオーブン料理が出来ます。
パスタやピザのソースとして、スライスしたじゃがいもや茄子をケチャップで和えて耐熱皿に並べてチーズをのせて焼くだけとか、マヨネーズと混ぜて、温野菜のディップにするとか。
便利で印象深い味なのでリピートしていただく方増えています
おもに、道の駅こぶちさわで販売しています。
もっとたくさんの方にこのちょっと個性的なケチャップを知ってほしくて、ネットショップを始めました。
まだまだ、小さなお店なので送料とか梱包とか不十分な点はいっぱいありますが、もし、興味をもっていただけたなら、一度お味見してみませんか?これから、Vege & More で作っているケチャップやジャムなどを使ったかんたんレシピなどなどを紹介していきたいと思っています。また、機会があればご覧いただければうれしいです。